特集 絵本をもっと楽しむために

「読み聞かせ」って?

ehon1.gif「読み聞かせ」は、そのことばのとおり、本を読んで聞かせること。

児童書専門店で、「読み聞かせに向く絵本は、どれですか?」と問われる方がいると聞きます。どのように「読み聞かせ」をしたらよいのか、戸惑われる方もいるようです。

でも、方法や形にこだわる前に、まずは声に出して、心をこめて子どもに本を読んであげてください。そして、子どもといっしょに絵やお話の世界を楽しんでください。

家事やお仕事の手を休め、ほんの10分、子どもに寄り添い、いっしょに本を読みましょう。
きっと、ふだんの生活の中では気づかなかった子どもの成長を感じることができますよ。

 

子どもといっしょに本が読めるのは、長い人生の間のほんのひとときです。この尊い時間を、どうぞ大切にしてくださいね。

「読み聞かせ」のポイント

「よい絵本」って?

読み手と聞き手がいっしょに楽しめる絵本、それが、読み聞かせをするときの、よい絵本の条件です。子どもに理解を求めたり、何かを教えたりするためではなく、絵やお話の世界を、子どもといっしょに楽しみましょう。

「読み聞かせに向く絵本」って?

子どもがお話をたどるのにちょうどよい文の量、そして、文と絵とのバランスがよい、それが、読み聞かせに向く絵本の条件です。

ひとつの絵に対する文の量が多いと、お話ではまだ起こっていない出来事がすでに絵で示されてお話の先を予想する楽しみを奪ったり、お話ではとっくに起こった出来事があとになって絵で示されてお話が先へ行くのをじゃましたりと、子どもがお話の世界を楽しむ妨げになります。

「絵本が選べない!」という方へ

お近くの図書館に足を運んで、児童書担当の方に相談してみましょう。また、ちょっと足をのばして児童書専門店に行き、店員さんに相談してみるのもよいでしょう。たくさんの絵本にふれて、絵本を選ぶご自身の“目”を養うよう心がけましょう。
 

さあ、おだやかな気分で、ていねいに、心をこめて読み聞かせてあげましょう。

みんなで楽しむ「読み聞かせ」

子どもに読み聞かせをするのはお母さまの役目? いえいえ、どなたでも、どうぞ読み聞かせてあげてください。声の感じが変わると、ひと味ちがった楽しみが生まれることでしょう。

「たまには私もだれかに本を読み聞かせてほしい」 そう思ったら、ご近所の方や、幼稚園のお友だちといっしょに、<読み聞かせの会>を開いてみてはいかがでしょう。本を読み聞かせてもらう楽しさを味わうことができるだけでなく、自分では選ばなかった本に出会えるなど、発見も多いことでしょう。

ehon2.gifみんなに向かって読むときは、本のノドと呼ばれる部分(本が綴じられている部分)を、手でしっかり押さえて持ちましょう。

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